生きとし生けるものへの愛
2020/10/25
マンガの世界から
子供の頃からマンガが好きで、この年でも読んでいます。
最近、マンガには2種類あるなあと思っています。
一つ目は「私の心の世界はこんな感じなのよ、遊びに来てね~」と呼びかけるもの。
もう一つは「私の心の世界はこんな感じなのよ、受けいれてね~」と読み手の心に入り込もうとするもの。
私が感じているだけで、作者が意図してはいないのかもしれませんが……。
ドラマ化されている「極主夫道」の原作マンガを読んでみました。
おもしろいですねえ。元極道の青年が専業主夫となって、家事を一切取り仕切っているのですよ。彼にとっては家事も極道の極意で乗り切れるらしい。
登場人物のオジサンたちもみんな優しくて、明るい。そして、ペットたちが可愛い。ゴキブリさえもお目目パッチリで、こんなの見てしまったら追い掛け回せないよなあと思ってしまいました。
作者の「生きとし生けるものへの愛」を感じるのは私だけでしょうか。
ドラマを見て見ると、原作の世界がいい感じに実写化されていると思いました。
青い空の下に白い雲がたなびいていて、太陽がさんさんと降り注ぎ、その下で元極道の人たちが意地の張り合いをしている。なんとも楽しそうで、ファンタジックな感じがして、幸せな気分でした。
ぜひ一度ご覧あれ。