恒常性は体のバランスを整えていること

私たちの体には脊椎（背骨）に沿って自律神経が通っています。

自律神経は、興奮や緊張を司る交感神経と、緩和や休息を司る副交感神経で成り立っています。

興奮や緊張は仕事や任務の遂行に必要不可欠ですが、長く続くと疲れてしまいますから、気持ちを切り替えて穏やかに休むのも必要ですが、休んでばかりでは、筋肉は衰え脳が動かなくなります。

交感神経も副交感神経も、どちらも大事ですね。

自律神経は、私たちの体の免疫・伝達・分泌の機能にもかかわっています。この機能を、ERTでは「恒常性」と呼んでいます。

免疫は菌やウイルスの侵入を検知し、伝達は神経系統を使って体のあちこちに知らせ、分泌はホルモンや免疫物質を出して対抗しようとします。

恒常性を保つことは、とても大事なことですね。