コードネーム《黄昏》に愛を込めて
2022/11/04
SPY×FAMILYを読んで
「SPY×FAMILY」第10巻読みました。
手に取った時「え、まだ10巻だったの?」と思ったくらい、内容の濃い面白さです。
コードネームで《黄昏(たそがれ)》と呼ばれている優秀なスパイが、ミッション遂行のために偽の家族を作り、ターゲットに近づこうと画策する話です。
《黄昏》の表向き職業は精神科医。
妻役のヨルさんの裏家業は殺し屋ですが、《黄昏》には隠していて、時々血だらけで帰宅します。
子供のアーニャは超能力者で人の考えがわかるので、なんとか二人を助けようとしますが、子供なのでなかなかうまくいきません。
第10巻では、《黄昏》の少年時代が描かれ、スパイとして働くきっかけが書かれていました。
今実際に、地球上で起こっている戦争も最初はこんなだったのかと思わされる内容で、マンガを読みながらも、現実に向き合わされる感じです。
家族の、三人三様のそれぞれの思いや考えが描かれているのが面白いのと、親両方の考えがわかるアーニャは孤児院出身で、この家族を長続きさせたい気持ちで奮闘する姿がとても可愛いです。