買ってきた桜の枝を花瓶に生けて、数センチの距離でマジマジと眺めてみるといろいろなことに気付きます。
買ってきたときは無かった花芽が大きくなったと思ったら、蕾を開いています。
当然、花びらは小さく、色も薄いです。
命ある限り花を咲かそう、開こうとするエネルギーはどこから来るのか?
そんな小さな花を見て、その一生懸命さ・律儀さに感動して「もういいよ、そんなに咲かせなくても 頑張らなくても」と言おうとして、ハッとしました。
植物にとっては花を開くということが生きているあかしなのかもしれません。
精一杯生ききることこそが、大事なのかもしれないなと、花を見ながらひとり納得しました。