どの路線の線路にしますか～

先日のお客様がこんな話をして下さいました。書ける範囲が限られるので、理解し難いかもしれませんが。

ふと思い立って、電話でカウンセリングしてくれるところをネットで探して、電話してみたんだそうです。

辛くて悲しくて孤独感が募り、不安感も増している、線路に飛び降りて死んでしまいたいと言ったら、

「　線路ですか～　どの路線の線路がいいですか～　」

と言われたと。

私、すごい腹立ちましたよ。

なんてこと言うんだ、なんてノー天気なんだ。

まかり間違えば、どうなっていたかわからないのだぞ、と。

確かに、辛い悲しいとかのマイナス感情は物凄いエネルギーがあって、重いんですよ。

受け止めるのが大変なのは、よくわかる。

真っ正面で受け止められないときもある。

重すぎて、すぐに言葉が出てこないときもある。

それでも逃げてはいけない、避けてはいけない。

言葉が出ないときは、

「あまりの辛さに言葉が出なくて…」と正直に言うしかない。

これは共感の出来てる証でもあります。

 

「やっぱり無料のはダメですね～」とおっしゃったその方の笑顔が、何よりの救いです。

無料か有料かは別にして、きちんと相手の身になって言葉を出してほしい。

言葉は凄いエネルギーを持っているんですよ。