自分のよりどころを探していたのかも
2020/03/31
潜在系トラウマだった
遊びに夢中になっていて気がついたら、とうに日が暮れていた。あわてて帰路についたが、日が暮れるまでに帰るように言われていたから、親に怒られるだろうとドキドキしながら家に入った。父と母は何か話し合いでもしていたようで、母は私の顔をチラッと見ただけで、また父との話し合いを続けた。
ああ、怒られずにすんだ…。
アレ、私のことは心配じゃないのかな、私のことなんてどうでもいいことなのかな。
子供の頃の記憶ですが、今でもはっきりと覚えています。この年代の記憶のほとんどは何かきっかけでもない限り思い出せないのに、なぜかこの時の記憶は鮮明に覚えていて、不思議で仕方なかったです。
先日、大阪のERТで施術を受けたときに「63年前の記憶、覚えてますか」と聞かれて、ああ、あのことだと話してみました。
潜在系トラウマでした。
あの事があったからこそ、他人に依存せずに生きてこれたのかも。好奇心をつのらせて何にでも興味を持つ性質は、自分のよりどころを探していたのかもしれない。